輝け!ウルトラウーマンベス

 

 ミサイル超獣ベロクロンが広島県福山市を蹂躙。侵攻を阻止せんと光と共にやって来たのは、

鮮やかな真紅のボディーをもった女戦士、ウルトラウーマンベスだ。

「テヤーーーー!!」

気合一閃、超獣に飛び掛るベスに、ベロクロンは指先からミサイルを浴びせる。

「グアアッ!」

無数のミサイルを受けたベスは、後方に吹っ飛ぶ。さらにその身に、ベロクロンの火炎放射が迫る!

「ウワァァ!ア、熱いぃ!クゥッ!」

灼熱の炎から逃れたベス。相手と距離を置き、グっと構える。

「なんとか懐に飛びこまなくては・・・」

遠い間合いではこちらが圧倒的に不利だ。じりじりと歩み寄ろうとするベスに対して、

ベロクロンの口がカパっと開く。その中には大型ミサイルが装備されていた。

ベスに向け、それを発射させるベロクロン。ベスはジャンプ一番それをかわし、スタッと着地した、その時

彼女の白い太ももに向けて、新たなミサイルがぶち込まれる。

「キャアアアアーーー!!」

ミサイルの直撃を受けたベスは悲鳴をあげる。足を狙われ動きの鈍ったベスに対し、

ベロクロンのコブ状の部分から無数のミサイルが降り注ぐ。

「アァッ!ウワハァァ!グゥ!キャア!アアアアーーーー!!」

爆発が起こるたびに叫ぶベス。ベスの肌は削がれ、無数の傷が出来た。しかし戦士である以上、この程度では

倒れられない。よろめきつつもベロクロンを睨みつけ、両手を前方に構える。相手の火炎放射を前転で避けつつ、

ベロクロンに近づくことに成功する。が、その瞬間を狙っていたかのように、超獣は指先をベスに突きつけ、

ミサイルを乱射する。

「グワアアアーーーーーー!!!」

吹っ飛ばされ、空中を踊るベスの身体。大地に叩きつけられて苦しむベスの身体に向けて、非情のミサイルが

無数に飛ぶ。爆発が彼女の身を包みこみ、そのたびに彼女の肉体から体液がビュッと飛び散る。

「グハア!!・・・だ・・・ダメだ・・・。わたしには、勝てない・・・」

敗北を確信したベスの身体に向けて、容赦なく降り注ぐミサイルの雨。ズバ!ズバババ!

「ギャア!グオォ!ヒィィ!ウガァ!ガハアアアア!」

胸に腹に突き刺さる強烈な痛みに耐えきれず、あられもない悲鳴をあげるベス。止め処もなく溢れ出る彼女の

体液。と、突然ミサイル攻撃が中断した。

「・・・・た、たまぎれ・・か・・・?」

ベスは必死に立ち上がり、そう確信するや、怪獣を背にフラフラとそこを立ち去ろうとする。しかし、生体兵器の

ミサイル搭載量は半端なものではない。装填完了したミサイルの一斉放射が、ベスに向けて開始された。

「グアアアーーーーーーー!!」

ズガガ!!背中に無数のミサイルを喰らい、うつ伏せにぶっ倒れるベス。大量の体液を背中から垂れ流し、

意識が遠くなる。それでも、この地獄から這いつくばってでも逃れようとするベス。そんな彼女に、

非情の攻撃を続けるベロクロン。口の中のカタパルトに、大型ミサイルが装填された。前方の標的に向け、

それを発射。四つん這い状態のベスの尻に、大型ミサイルが飛び込んでくる。

「ウギャアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

臀部に大型ミサイルがズボッと差し込まれ、その後爆発。ブシャア!!っと体液が噴出した。

口から泡を吹き、失神する。かつてこれ程の痛みは、受けたことなど無かった。ぐったりと倒れ込むベス。

超獣は死に体のベスに歩み寄る。生体兵器に情け容赦などない。もはや身体を動かす力を失った

ベスを引きづり起こし、彼女の股の、柔らかいVゾーンに指先をギュっと押付け、トドメのミサイルを打ち込む。

爆音が鳴り響き、ベスの腰が数回はね、そして彼女の瞳からは輝きが消えていった。

その後、超獣の都市破壊が再開された。

 

 

                   ―――――――― 完 ――――――――

 

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