孤高の刃
― VERSUS THE “IVY” ―
Act.1
英国の片田舎。一陣の風が吹き抜ける草原。マントをなびかせて練り歩くその人物を、無数の男達が取り囲んだ。
強風が前髪を掻き分けると、その美しい素顔があらわとなる。
「イザベラ・バレンタインだな?」
一群の首領と思われる男が尋ねるが、女は答えない。
「お前の、錬金術師としての力を借りたい。我々と一緒に来るんだ。」
薄紫色のルージュを引いた唇から、美しき女の声が静かに発せられた。
「私にはやらなければならない事がある・・・。お前達に付き合っている時間など無い・・・。」
「ならば、腕づくでもしょっ引くまでよ!」
男達がグっと身構える。女は面倒くさそうにマントを振り払い、その全貌を現した。
思わず、おおッと声をあげる男達。そのあまりにも美しく、肉感的な肢体に一瞬目を奪われる。
その身に纏っている衣装もまた官能的であった。全体が濃紫で彩られたボンテージスーツは、豊満すぎる胸、くびれた腰、
むっちりとした太ももを強調するかのようなデザイン。尻肉は完全にはみ出ており、前面も、いまにも女陰が露になりそうな程のはげしい食い込み。
女であることを激しく強調する、情熱的な装束であった。身体の一部と左腕に配された防具の色は黄金で、
彼女の美しさを一層際立てる。だが、見とれている場合ではない。ジリジリと男達が近づいていく。
「フフフフ・・・・ハハハハハ!」
突如笑い出した女は左右に剣を振って身構える。豊満な乳房がプルプルと震えた。一斉に迫る男達。女が下方に剣を向けると、
その刃がギュンと伸び、鞭状に変化。足元でグルグルと回転させる。
「エェイ!踊れぇ!」
不用意に近づいた男達は足元を斬られ、跳ね上がる。ひとしきり回転を終えた鞭は、するすると剣状に戻っていった。
女が手にしている、見たことも無い武器を恐れる男達。女は時に剣で、時に鞭で男達をなでぎる。
「!!」
男達はみるみる倒れていく。ギュンと伸びてきた鞭を、首領はすんででかわした。
「雑魚は引っ込んでな!さあ、アンタがかかっておいで!」
「どうやら一筋ならではいかぬようだな。ならば本気で行くぞ!」
首領が力を込めると、その体がみるみると変貌を遂げていく。全身を針で覆われたような不気味なその姿は、明らかに人間ではない。
だが、女は恐れおののく様子など無かった。むしろ、これから巻き起こる血みどろの死闘を前に、はげしく鼓動を高ぶらせているように思えた。
「全てを切り裂いてやる!!!」
女は怪人に剣を振るう。それらがかわされると、剣を鞭状にして叩きつける。だが怪人の強靭な肉体には傷をつけることは叶わなかった。
それでも女は動じず、笑みを浮かべつつ攻撃を仕掛けつづける。
「どうした、何故反撃して来ない!?私を傷つけてみろ!」
「ククク・・・。」
女に挑発され、ようやく反撃を開始する怪人。怪人から放たれる無数の針。女は鞭を回転させて防壁を作る。だが数本がそれを突破。
「ウゥゥ!アフゥ、ンン!!アハァッッ!!」
女の白い柔肌に、鮮血が滴り落ちる。女は息を荒げ、嬉々とした表情で怪人を見据えた。まだ足りない。もっと激しい血まみれの闘いを、
この怪人となら出来るはず。
「ヒョアアオォウ!!」
女は奇声を発して怪人に鞭を振るう。怪人の手に巻きついた鞭。すると怪人はそれをグイっと引っ張る。女は怪人に引き寄せられ、
その懐に抱かれる。怪人の太い腕に、腰をグっと強く締められた女はアゥっと吐息を漏らす。
「ウフフフ・・・。私の背骨、折れるものなら折ってごらん・・・。」
「この辺で終わりにする。」
怪人はそう言い放つと、女の首筋に細い針をズブリと沈めた。
「ンフゥゥゥッッ!!・・・あぁぁ・・・。な・・・なに・・・?。い、意識が・・・意識が、とおくなる・・・。」
焦点がぼやけ、怪人の姿を捕らえることが出来なくなっていく。
「ひ・・・ひきょうだぞ・・・。なぜ、闘わぬ・・・。なぜ、私をいためつけようとしない・・・。あぁぁ!」
女は意識を失う。まるでお預けをくったかのような、無念の表情を浮かべていた。
「ククク・・・。安心しろ。これからたっぷりといたぶってやる。よし、女を運べ。」
怪人とわずかに残った男達が、女を連れ去っていった。
Act.2
「う、うぎゃああああッ!ひ、ひぃぃ!し、死ぬぅッ、ぐぎゃはぁあああああッッッッ!!」
すでに四肢は切断されている。怪人が手にした太い針が、幾度となく胸元をさしつらぬいていく。
「ひぎぃ、死ヌぅ!こ、殺さないでぇ!ゆ、ゆるしてぇ!お願い、殺さないでぇ!ぐぎぃぃぃぃ!」
そして怪人は、五寸釘と見まごう程のごつい針を瞳に押し当て、ズブリと沈めこんでいった。
「いぎゃあああああ!メ、目がぁ、アタヒの目がぁぁ、ぐひぃぃ、あぎゃああああああああ!!」
両目を潰され、完全に光を失う。続いて怪人が腹をグリグリとまさぐる。やがて腹の皮がビリビリと引き裂かれ、
ピンク色の腸をズブズブと引きずり出されていった。
「ぐがああああ!じ、じぬ゛う゛ぅぅぅ!いぎゃあああ、ぐッッおおおおお!!イ、ググゥゥウ、ぎゃはあ、い゛ぐぅぅぅぅぅぅ!」
怪人の手がみぞおちに入り込んでくる。そして、心臓を鷲掴みにされた。
「ぎええええ!ぎゃふあああ!ご、ごろ゛ざな゛い゛でぇぇっ!いぎゃあ、しぬぅ、いぐぅ、しぬぅ、いぐぅ、イクゥゥゥゥゥゥ!!!」
怪人がグシャリと心臓を握りつぶす。これでもう2度と、このような目にあう事は出来なくなってしまった・・・。
女がハっと目を覚ます。飛び込んできたのは見慣れぬ部屋の風景。辺りには誰もいない。
「わ・・・私は、何故あのような夢を・・・・?」
気がつけば、敏感な箇所が湿っている。自分は夢の中で絶頂に達していた。思わず肉体が反応してしまったのだろう。
身体が、キ十字に磔にされている。両手を左右に引き伸ばされ、足は肩幅に広げられた状態でガッチリと拘束されている。
金属製の防具は取り外され、愛剣と共に無造作に放り出されていた。それ以外、着衣に乱れは無い。
素肌を見られたり、障られてたりはされなかっただろう。女は少しだけ安堵した。
怪人に失神させられてから、どれ程の時間がたったのであろうか・・・。
それにしても、何度考えても不思議でならない。夢とはいえ、自分の身体が無惨に破壊され、それに興奮してしまった・・・。
一日たりと欠かしたことの無い自慰行為を、抑制されてしまったためだろうか・・・。
アレコレと思い悩むが、意識がはっきりとしてくるにつれ、尿意や便意をもよおし始めてきた。女は、手足を拘束する鎖をガチャガチャと鳴らす。
その音に気がついたのか、あの怪人が数名の手下を率いて女の元にやって来た。
女は、怪人を睨みつける
「・・・ここは一体何処だ・・・?」
「アメリカだ。」
「アメリカ、だと・・・!?」
いつの間にやら、海を渡っていたらしい。女はさらに続けた。
「・・・この戒めを解け。お前達は私に何かをさせたいようだが、無駄なことだ。私は誰の指図も受けはしない。」
「何、そのうちお前の方から協力を申し入れるようになるさ。」
「言っておくが、私は拷問や洗脳などに屈したりはしない。」
「残念な事に、我々の組織は一度壊滅し、それらの器具は今手元には無い。だが、安心しろ。この俺の針、そして経絡の知識があれば、
お前の意思を覆す事などワケは無いのだ。」
怪人が摘み上げた針の先端が怪しく輝く。そして女の胸元に、ズブリと針を突き刺した。
「ハァウン!」
女が小さな悲鳴をあげるが、思いのほか痛みは少ない。針を引き抜かれても、血が噴出することは無かった。
「ククク・・・。今刺した箇所は龍頷(りょうがん)といってな、そこを突かれると、お前の身体はむきだしにされた痛感神経で包まれるのだ。
こうして軽くふれただけで・・・。」
「ウアアア!!」
女が悲鳴をあげる。全身に凄まじい激痛が走った。そして怪人は無数の針を手にした。女は思わず顔をそむけ、歯をガタガタとならす。
「よ、よせ・・・やめろ・・・。」
「先ほどまでの強気な態度はどうした?」
女の肩口にピシっと針が突き刺さる。
「ウグアアアアアアアアアアア!!」
決して根深く差し込まれた訳ではない。だが女にとってその一撃は強烈な痛み。怪人は、胸元や首筋、太ももめがけて針を突き刺していく。
「ングアアア!ヒ、イゥアア!ア、アハァン!クゥ、アァン!ハ、ハァァッ!!イ、グフゥゥ!ア、アァン!キャアッ、アァ!イッグ、ングアアア!!」
巻き起こる絶叫。端正な顔立ちが苦痛に歪んでいく。
Act.3
「ほほう、並みの人間ならば2〜3本で発狂するのだが、お前はなかなかしぶといな・・・。ならば、これはどうかな?」
怪人は、女の胸を覆い隠す布をずり下ろした。たわわな乳房がブルンと震え、美しい形をした乳首が曝け出された。
「な、なにをする!」
女は怪人に怒声を浴びせる。だが怪人にとって女の羞恥心などどうでも良い。敏感な箇所に針を突き刺すほうが大事なのだ。
まずは、ピンク色の乳輪に一刺し。
「キャアアアアアアアアアア!!」
元々敏感な部分が、怪人によってさらに過敏にされている。そこへの一撃で、女はそれまでに無いような、いかにも女性らしい甲高い悲鳴をあげた。
ハァハァと息をする女の顔が、紅潮している。怪人は、すでにしこり始めていた女の両乳首を真中に引き寄せた。
それだけでも、女は大きな悲鳴をあげる。続いて怪人が、右と左の乳首をまとめて針で貫いた。
「ンギャアアアアアアア!!ヒィイ、クアアアアアアアッッッッ!!」
絶叫をあげつつも女はハっとする。その一瞬、自分はイってしまったのではないか?股を覆う布が、異様なほど湿っている。
だが、女は信じない。いたぶられた性感帯は乳首程度で、性器には指一本触れられてはいない。この程度で、絶頂に達するはずはない。
たかが身体中にとてつもない激痛が走ったにすぎない・・・。虚ろな瞳でうつむく彼女に、怪人は問いただした。
「どうだ?我々に従うか?」
「・・・・もう・・・やめておけ・・・。無駄、だ・・・・。」
龍頷(りょうがん)を突き、これ程痛めつけたというのに屈しない女に、怪人は業を煮やす。
「ならば、これでどうだ!?」
怪人は女の股布を脇にずらす。
「や、やめろおおおおおお!」
ついに満天に晒された女の陰部。怪人は深々としたその陰毛に驚いた。髪の毛と同じ、輝きを放つ青みがかった銀色の毛、
その量たるや半端ではなかった。あれほど激しい食い込みの服を着ているにもかかわらず、まともに手入れしていないのだろうか。
おそらく、尻の穴近くまでびっしりと生えているに違いない。
「グゥゥ・・・、み、見るな!」
怪人があまりにも陰毛を凝視するため、女は恥辱のあまり怒声を浴びせた。怪人は、陰毛を掴み、引っ張ってみた。女の大陰唇は大きく柔らかいため、
かなり肉が引っ張られる。そのうち、プチ、プチと数本の毛が抜かれていった。
「ング、アアアアアアア!!ダ、ダメ!アンッ!」
神経を過敏にされた女は叫ぶ。その痛みで、少しだけ尿道がゆるみ、微量の小水を垂らしてしまった。だが、怪人は気がつかなかった。
すでに、女の恥裂はしっとりと濡れ細っていたのだ。怪人は、女の敏感な部分を露出させるべく、恥裂をひん剥いた。
「さ、触るなぁ!その汚らわしい手をどけろ!」
ガタガタと腰を揺する。深々とした陰毛の中に潜む女陰は、28歳という年齢からは想像もつかぬ鮮やかなピンク色。
激しい勃起のため、包皮からは淫核が飛び出し、やや大きめのひだがヒクヒクと波打っている。
「た、頼む・・・。もう、やめてくれ・・・。」
他人に触れられるのは生まれて初めてである。女は激しく動揺している。身体はいくらでも傷つけても構わない、だが、性器に触れる事は
勘弁してもらいたかった。
だが怪人の狙いは、その、女の身体で最も敏感な部分への攻撃だ。怪人の指が淫核に向けられる。
「そ、そこは、ダメェ、アァ!アァ・・・フ、ゥン・・・ア、アァン・・・、ダ、ダメ・・・クリは・・・イヒィィ!」
充分勃起していたかに思えた亀頭が、さらに固さと大きさを増した。針を突き刺すには申し分ない大きさだ。
「(こ、このままでは、イク・・・。そ、それに・・・で、出そうだ・・・。)」
それだけは出来ないと、女は出口に力を込める。怪人は針を取り出す。女の淫核に、無慈悲に差し込んでいった。
「ぐぎゃあああああ!ひ、ヒィィィ!がっはあああ!い、いくぅぅぅぅッッッ!、オ、オシッコが、うわあああああああ!!」
激痛、絶頂、失禁。あらゆる事がまとめて起こった彼女の身体が、ビクビクと痙攣を始めた。
「うがぁぁぁ!わ、わたしは・・・う、わあああ!だ、ダメ、ダメェ、ダメェ!ゥ、ウンチが・・・ダ、ダメェ!」
尿意に同調して、便意さえも襲い掛かってきた。必死で菊穴をすぼめて耐え忍ぶ。女の悲鳴を聞き及んだ怪人が、一旦針を引き抜いて立ち上がった。
「クククク・・・・。俺たちに従うか?でないと、もっと恥ずかしい目にあうぞ?」
「あ・・・が、はぁぁ・・・。い・・イ、ヤ・・・だ・・・。」
この責めが終わるのであれば、連中に従ってしまっても構わないと思い始める。だが、これまで誰にも屈する事無く生き抜いてきた、
そしてこれからもそうし続けるという決意が、彼女の心を支えていた。
「仕方がねえ!生き恥を晒すがいい!!」
強い口調で言い放った怪人が、女の腰に手を回す。柔らかな尻肉を鷲掴みにし、指先で女の肛門をググっと引っ張った。
「あ、がああああああ!や、やめてぇぇ!ダメ、いやぁぁぁ!こ、これ以上は、はぁぁ!ダ、ダメ、漏れる、ウンチ出ちゃうぅぅぅ!!」
女の菊穴からムリムリとひり出される、半練り状の茶色い物体。ボトボトと床に零れ落ちたそれらから異臭が漂う。
「あ、あぁぁ・・・ふ・・・あ・・・・。」
女は目をむいて口をあわあわとパクつかせている。茫然自失状態で、発狂寸前に陥っていた。
名門の家に育ち、錬金術師となってからは孤高の旅を続けた彼女。本性は純粋無垢なうら若き女性である。
敵の手に落ち、他人が見ている目の前で排便させられたという信じ難い事実に、精神が崩壊を始める。
「成る程、お前は肉体を痛めつけるよりも、辱めを受けるほうが堪えるらしいな。」
怪人は、女が扱っていた剣を手にとった。そして柄の部分を、女の恥裂にグリグリとあてがう。
「い・・・や・・・。や、やめろぉぉぉ!頼む、やめてくれぇ!い、言う事を聞く、だからそれだけはやめてくれ!」
敏感なひだへの刺激に、ボタボタと液を垂れ流しながら女は懇願する。怪人は構わず、柄を沈めていった。
「ひ、ひぃぃぃぃ!が、がふぁあああ!な、なんでもする!だから、抜いてくれ!マンコから抜いてくれェェ!
うおあああ!イッイギャアアアアアアアアア!!」
今だ、神経過敏にされている状態は続いている。だが激痛よりも、性器を刺し貫かれている恥辱が耐えがたい。女は大粒の涙を流しつつ、
恥も外聞も無くわめきちらした。
「本当に、俺たちに従うのだな?」
「し、しんじて!た、たのむ!も、もうダメェ、ヒグ!ア゛、アハァンッ!!ヌ、グワァァァ!ギャヒィィィ!ヒグゥアアアアアア!!」
一旦柄をひっこめると、それは真っ赤に染まっていた。28歳にしての破瓜であった。怪人は、最後に柄を奥へ押し込んだ。
「ぷぎゃああああああああああああああああああ!!!!!」
ダラダラとよだれを垂らしている口から発せられた大絶叫。そのまま女は失神する。さらには残尿と残糞まで撒き散らし、絶頂にまで達していた。
愛剣アイヴィーブレードによるトドメは、女の自尊心を粉々に打ち砕いた。
Act.4
「あがぁ!ひ、ひぃぃ、け、剣が、私の剣がああああ!」
愛剣が命を持っているかのようにうごめき、恥裂に襲い掛かってくる。
「ぎ、ぎゃはああああああ!ぐぎぃ、マ、マンコが、オマンコがあああああああああ!!」
剣は恥裂に刃を向け、ズブリと入り込んできた。
「げふあああああ!こ、壊れるふぅぅ!あ、あたしのマンコ、壊れるぅぅぅぅ!ア、アタヒの、マ、マンコ、ボロボロに、ヒィ、んぎゃああああああ!!」
膣の中を暴れまわる剣。真っ赤な血が盛大に噴出する。刃は子宮、卵巣などを容赦なく切り裂いていった。
「じ、じぬ゛う゛う゛う゛!ぎゃひぃぃぃぃ!い゛、い゛ッぢゃう゛―――――――――!!」
女がガバっと起き上がる。またしても妙な夢にうなされた。そしてやはり、股布はしっぽりと濡れていた。
磔からは介抱されたが、檻のように狭苦しい暗室に閉じ込められている。女はようやく痛みのやわらいだ股先を指でなぞった。
「・・・下らぬ男どもに奪われるよりは・・・。これで良かったのかもしれない・・・。あの剣は、私の宝・・・。」
自分の処女膜を貫いたアイヴィーブレードは持ち去られている。いずれにしても、怪人の責めに完敗を喫した彼女に、脱出する気概はなかった。
「・・・・ぁ・・・。」
恥裂をなぞるうちに、鼓動が高まり始めた。もはや、守るべき物は無い。女はこれまでにない乱暴な指使いで自慰行為を始めた。
「ン、ハァア・・・アン、アフゥン・・・。き、きもち・・・イィ・・・、アン、アァン、あああああん!」
ググっとエビ反る女の肢体。女は、ズタボロとなった自分の心を慰める行為を、いつまでも続けていた。
FBI捜査官、汀マリア。彼女の元に、ボスからの連絡が入ってきた。
「エゴスの残党!?」
「あぁ。諜報部からの情報だ。場所はデトロイト。」
「では早速現地に向かいます。」
「大変だな、マリー。あまり根を詰めるなよ。」
「ご忠告感謝しますわ。おっしゃるだけ無駄だと思いますけど。」
「だろうな。エゴスの名を聞くと君の目の色がかわるからね。」
「その名を一生聞く事の無いようにするのが、私の勤めです。」
檻の扉が開いていく。怪人の手下が、女を呼びつけた。女は着衣の乱れを直し、軽く指で髪をすいた後、檻から出て行った。
女を待ち受けていた怪人が、ある方向を指差した。
「あれを見てみろ。」
女が見せられたものは、50m近くはあろうかという巨人が横たえられている光景であった。
だが、その四肢や頭部などが繋がっていない状態であった。そして女は、その巨人の姿形に一瞬驚いた。
「お前と同じ姿をしている・・・?」
「そうだ。あれは俺の弟だ。エゴス壊滅と同時に、弟は粉砕されてしまった。だが、俺はバラバラとなった全てのパーツをここへ拾い集めてきた。
しかし、サタンエゴス様亡き今、バラバラとなった弟を再び蘇らせる方法は、一つしか残っておらん。それが、錬金術だ。」
「なるほどな・・・。」
「そこで、お前の出番という訳だ。約束通り、お前にはしっかりと働いてもらうぞ。」
女はまっすぐに巨人を見つめる。怪人は女の股座にスっと触れた。
「くれぐれも、下らんことを考えるんじゃないぞ。」
「わかっている!私の身体に触るんじゃない!」
ハイウェイを行くマリア。車は、バトルフィーバーカーの原型でもある旧型RX−7。目指すデトロイトは、かつて自動車産業で栄えた街だが、
不況のあおりを受けてからは活気を失いつつある。マリアは、休む事無く車を飛ばした。
女の腕が確かな事に、怪人は嬉々とする。今日び、錬金術師が生き長らえているなどとはエゴス怪人でも信じられなかった。
だが、錬金術師は存在し、愛しき弟を蘇らせるために働いている。
「ククク・・・。我が弟よ、お前の復活は近い・・・。お前の復活を口火に、エゴス再興ののろしをあげるぞ!」
Act.5
デトロイトに着いたマリアは、情報に基づき調査を開始する。発見現場とされているのは、片田舎にひっそりとたたずむ廃工場。
この巨大な建物の中で、エゴス残党はよからぬ事を企んでいるに違いない。マリアは工場に侵入する。
工場の内部、怪人に近づいた女が静かに呟く。
「・・・完成した。」
「よし。カットマン達よ、ついに我が弟の復活の時が来た。愚民どもに、復活したエゴスの力を見せ付けてやるのだ!」
「そうはいかないわ!」
工場内に鳴り響く女の声。一同は一斉に声が発せられた方を見上げる。汀マリアが腕を組み、エゴスの巨人ロボットと怪人を見下ろしている。
「こんなとんでもない企みをしてたなんて・・・。」
数名のカットマン達がマリアを取り囲む。迫るカットマンを鮮やかになぎ倒すマリア。その光景を見上げていた女が呟く。
「・・・あれは、何者だ?」
「汀マリア・・・。我がエゴスの宿敵、バトルフィーバー隊のミスアメリカだ。」
「汀、マリア・・・。」
カットマン達をあらかた片付けたマリアが、怪人の前にスックと降り立つ。
「始めまして、エゴスの怪人さん。まさか弟さんを復活させてるだなんて考えてもみなかったわ。エゴスのロボットの再生は、
現代科学では不可能だと聞いていたんだけど・・・。」
「確かにサタンエゴス様の魔力なしに、我が弟を蘇らせるのは困難だ。だが、高度な錬金術を使えば、その体の再生は可能なのだ。」
「錬金術?そんな事出来る人間が、現代にいるだなんて・・・。」
「我々エゴスの情報網を甘く見るな。」
「ま、蘇っちゃったものはしょうがないわ。でも復活早々悪いけど、弟さんには永遠の眠りについていただくわ。
安心して頂戴、あなたも一緒に、手厚く葬ってさしあげる。」
マリアは、軽やかに1回転ターンをする。振り返った時に現われたその姿は、バトルフィーバー、ミスアメリカ。
「さ、かかってらっしゃい。」
ゆっくりと前へ出ようとする怪人を、女が遮った。
「・・・どういうつもりだ?」
「・・・私に、闘わせてくれ・・・。」
女の意外な申し出。だが、その目は真剣だった。
「いいだろう。こいつの剣を持ってきてやれ。」
怪人はカットマンに命じ、女の武器と防具を持ってこさせた。
「(一体、何者なの・・・?)」
ガチャガチャと防具を装備し、そして愛剣を振りかざした女を凝視するミスアメリカ。
「我が名はイザベラ・バレンタイン。人は私を、アイヴィーと呼ぶ。行くぞ、マリア!」
「エゴスの一員なら・・・、やるしかない!」
「剣よ、うなれ!」
アイヴィーの叫びと共に、剣が鞭状に伸び、ミスアメリカに迫る。咄嗟に後転してかわすミスアメリカ。
突進したアイヴィーはあっという間にミスアメリカの前に立ち、ハイキックを叩き込む。
しゃがんでかわすミスアメリカが、そのまま回転しての水面蹴り。軸足を捕らえられる瞬間に小さくジャンプしたアイヴィーは、
そのまま剣を振り下ろす。横に回転し、かわすミスアメリカ。アイヴィーの剣が床を切り裂く。
「なかなかやるじゃないの。」
「そちらこそな・・・。さあ来い!」
ミスアメリカは、万能棒コマンドバットを取り出す。両者、手に武器を構えてにらみ合う。
Act.6
間合いを取りつつ、アイヴィーに問いただすミスアメリカ。
「エゴスとはどういったご関係?」
「エゴスなど私には関係は無い。今は只、お前と闘いたい、それだけだ!」
アイヴィーの振りかざす剣をコマンドバットで受けるミスアメリカ。アイヴィーブレードが鞭のようにしなり、コマンドバットに絡みつく。
アイヴィーのローキックをジャンプでかわし、そのままキックをお見舞いする。
「ウアアアア!!」
吹っ飛ぶアイヴィー。突進するミスアメリカ。アイヴィーは立ち上がりつつ片足を振り上げる。剣を鞭状にしならせ、
ピボットターンをする。鞭が、外套の如き防壁を作る。
「オーホッホッホッホ!」
ひるむミスアメリカ。回転の勢いを利用して剣をふるうアイヴィー。コマンドバットを両手で支えてそれをはじき、即座にハイキックを狙う。
アイヴィーの鞭がミスアメリカの蹴り足を捕らえ、グっと引っ張る。バランスを崩して転倒したミスアメリカ。アイヴィーの振り下ろす剣を回転してかわし、
そのまま立ち上がる。突進してきたアイヴィーの膝蹴りが、ミスアメリカの腹に決まる。
「ウグフゥ!」
肩膝をついてうずくまるミスアメリカ。彼女の正面に立ったアイヴィーは片足を垂直にあげる。ミスアメリカの目に、
脇から恥毛をはみ出させて開いているアイヴィーの股間が大写しとなる。アイヴィーは高々と掲げた脚に自らの鞭を絡ませ、それをググっと引っ張る。
バランスを取ったまま、アイヴィーの開脚が180°を越え始める。Vラインの脇からは今にも女陰が零れ落ちそうになり、ミスアメリカは
一瞬それに目を奪われる。
「ティヤァァ!!」
気合一閃、脚を振り下ろすアイヴィー。ミスアメリカの頭部にヒット。
「ウアアアア!!」
頭を押さえてうずくまるミスアメリカ。アイヴィーは尻の食い込みを直しつつミスアメリカに迫り、不敵な笑みを浮かべた。
「つ、強い・・・。けど、人間相手に本気は・・・。」
「どうしたマリア。その程度では私は倒せないぞ!」
怪人は、2人の死闘を押し黙ったまま眺めている。その真意を図りかねる手下の1人が、問いただした。
「ど、どういうつもりなのです?」
「女がミスアメリカを倒せるならそれでよし。ミスアメリカが勝ったとしても、無事ではすむまい。」
「成る程、共倒れですか。で、その後はどうするんで。」
「お前達の好きにするが良い。」
剣を振るうアイヴィー。必死でかわすミスアメリカ。手数はアイヴィーが勝るが、ミスアメリカの反撃は一撃が重い。
剣をかわしたミスアメリカがコマンドバットでアイヴィーの腹を突く。
「グフゥ!!」
腹を押さえ込むアイヴィー。こみ上げる血をぺっとはき捨てた。その紅さに躊躇するミスアメリカ。相手は凄まじく強い。だが、決して怪人ではない。
若く、美しい女性である。肌に傷をつけていく事を、同じ女としてためらってしまう。だがアイヴィーは委細構わず剣を、鞭を振るう。
背後にまわり込んだアイヴィーが、ミスアメリカの首に鞭を巻きつける。グイっと引っ張ると、ミスアメリカの身体が大きくしなる。
苦しさに耐えかね膝をつくミスアメリカ。アイヴィーはさらに首を引っ張った。
「ウグフアアアアアア!!」
「フフフフ・・・。マリア、あの巨人を再生させたのは私だよ。私の錬金術があれば、バラバラになった巨人を元通りにするなんてのは
どうって事はないんだ。どう?私を殺さないと、別の巨人が復活してしまうよ?」
アイヴィーが鞭を巻き取りながら近づく。
「・・・そんな事させるわけにはいかないわ!」
アイヴィーに後ろ向きに突進しつつ、コマンドバットをナイフに変えたミスアメリカ。アイヴィーの素肌にナイフを沈み込ませる。
「ハァァン!・・・そ、そうだマリア、本気でやりな!もっと深く突き刺してみろ!」
「・・・・」
ミスアメリカは一旦ナイフを引き抜き、再度コマンドバット状にする。両者の激しいせり合い。美しい肢体に刻み込まれていく裂傷。
「アァッ!!」
顔を紅潮させ、悲鳴をあげるアイヴィー。コマンドスーツで守られているミスアメリカはともかく、レザーのボンテージのみで身を固めるアイヴィーの
ダメージは明らかに大きい。それでもアイヴィーは興奮した面持ちでミスアメリカに迫る。
「もっとよ・・・。もっと激しく責めろ!」
闘いは激しさを増す。両者とも肩で息をし、立っているのがやっとという状態となった。
「茶番はここまでだ。俺は弟と共に出撃する。あとはどうとでもしろ。」
怪人はミスアメリカめがけ、針を打ち放った。アイヴィーとの闘いに没頭するミスアメリカには、それをかわす程の余裕は無かった。
「グゥッ!」
「・・・もらった!」
動きの鈍ったミスアメリカに接近し、彼女と密着したアイヴィー。ブレードを鞭状にし、自らの身体もろとも巻きつかせた。
刃先の付いた鞭が、2人の身体をグイっと締めあげる。
「ウグアアアアアアアアアアアア!!」
「グ、ガアアア!・・・フッ・・・マ、マリア、私と一緒に逝くよ!」
アイヴィーは刃先を掴み、さらに締め付ける。2人の柔肉にギリギリと食い込むアイヴィーブレード。
「ア、 フゥアアアア!ク、クゥゥゥッ!ダ、ダメ・・・い、意識が・・・、ヌグアアアアアアアアア!!」
「アァン、ン、ゥアアア!ア、グゥゥ、ヒ、ヒグゥ、ヒグゥーーーーーーーーーー!!」
もつれ合って倒れる両者。薄れゆく意識の中、ミスアメリカは、怪人が巨人と共に去っていく姿を見た。
「ま・・・待ちなさい・・・・。」
ミスアメリカ、そしてアイヴィーは同時に意識を失う。
倒れ込んだミスアメリカにワラワラと近づくカットマン達。
「グヘへへへ。同胞達の恨みをたっぷりと晴らさせてもらうぞ。」
ミスアメリカを抱えあげるカットマン。アイヴィーは剣だけ奪われ、その場に放置された。
Act.7
夜のデトロイトに出現したエゴスのロボット。怪人は高らかに言い放った。
「我が弟よ、愚民どもに我等エゴスの力を見せ付けてやるのだ!」
暴れ狂う巨人が辺りを火の海に変えていく。地球人には抵抗の手段は無く、ただ逃げ惑うのみであった。
キ十字に磔にされたミスアメリカは、カットマンに叩き起こされる。
「グゥ・・・ム・・・ウゥゥ・・・。」
「グヘへへへ!いいザマだな、ミスアメリカ!さしものバトルフィーバーも、こうなってはオシマイだな!」
ミスアメリカは拘束具をガチャガチャと鳴らす。だが、彼女を束縛する鎖はそう簡単には外れそうもない。
「(こうしてる間にも、あの怪人とロボットが街を破壊している・・・。早く、なんとかしないと・・・)」
「お前には晴らしても晴らしきれない恨みがたっぷりとあるんだ。十分可愛がってやるから、覚悟しろ!」
「執念深い人は嫌いよ!」
カットマン達を睨みつけるミスアメリカ。連中の手には、レンチやらスパナやらの工具が握られている。
「俺たちも正義の味方は大嫌いだ!」
1人の男がミスアメリカの頭部にスパナを振り下ろす。
「ウアアアアアアアア!!」
「グヘへヘ・・・。憎きミスアメリカがわめいてるぜ・・・。ほら、もっと泣き喚いてみろ!」
カットマンがミスアメリカの股間に、ブーツの先端を蹴りいれる。
「キャアアアアアア!」
「ガハハハハ!聞いたか?キャアだってよ。可愛らしい声あげるじゃねえか!」
ミスアメリカのマスクに得物を叩き込むカットマン。徐々にヒビが入り始めたマスクが割れてゆき、マリアの口が露出された。
その口を広げさせて、スルスルとチェーンを入れていく。
「モ、モガァッッ!ン、ンンン!ンボフォ!ンンン、ンオォォ!」
窒息寸前に追い込まれたところで、チェーンは引きずり出されていった。ケホケホと咳き込むミスアメリカ。
続いて、カットマンの振るった鉄棒がミスアメリカの胸にぶち込まれる。
「ウグアアアアアアアアアア!!」
ブルブルと波打つミスアメリカの乳房。そのあまりの柔らかさに欲情したカットマン達は、ミスアメリカの乳房をまさぐり、先端の尖りをギュっとつまむ。
「や、やめてッ!」
ピンク色のレオタード越しに浮かび上がったマリアの乳首に、カットマン達の手にしたペンチがつままれる。ギュっと引っ張りあげられたその乳首は、
柔らかい乳房と相まって信じられない程の長さに伸びていく。
「い、痛いッ!ヌグ、アハァァァッ!ンクゥ、ハウアアッ!ち、千切れ・・・ハァァッ!」
カットマンはほぼギリギリのところで乳首の引き千切りを中止する。ここで千切りとってしまっては、今後責めが出来なくなってしまう事を危惧するかのように。
カットマンはハンマーを取り出し、ミスアメリカの腹めがけてボコっと叩き込んだ。
「ゴフゥアアアッッ!!!」
たまらず、盛大に血を吐くミスアメリカ。殴られるたびに、ミスアメリカの呻きと鮮血が舞い散る。やがてハンマーは、下腹部の敏感な箇所を狙われ始める。
「イ、イヤァァァッッッッッ!」
思わずブルッと震えるミスアメリカ。ハンマーは容赦なく、ミスアメリカの最も敏感な部分にグニュリとめり込んだ。
「ヒギアアアアアアアァァァァッッッ!!!
吹っ飛びそうになるミスアメリカの意識。カットマン達は、手にしたスパナやペンチ等の金属製の獲物を手に、我も我もと怨敵の肢体を殴りつける。
「ウグ、グアアアア!フゥ、ンクゥ!ガアア!アァ、グアアア!ハ、ハゥアアアア!アア!ア゛ア゛ア゛!!」
「グヘへへへへへ!!こいつぁ気分いいぜ!気のつえぇ小生意気な女が、ヒィヒィ言って苦しんでやがる!
オラもっといい声で鳴きやがれ!」
「(な、なんとか、脱出しないと!街を、街を救わないと!)」
マリアの願いもむなしく、カットマン達の責めは終わる事無く続いていた。狭い部屋に響くミスアメリカの絶叫。
「ングアァァ!アゥ、グフアアア!アアア!キャアアア!グ、ングアアアアアア!!」
怨敵をいたぶる事に快楽を覚える雑兵カットマン達。やがてミスアメリカの悲鳴もかすれてくる。
「グゥゥ!ま、街を、ンガァァ!す、すくわなくては、フゥアアア!グアア!アアア!ウハァァ!ギャアアアアアアアア!!・・・・・・」
ミスアメリカは、凄まじいまでの姦計の前についに意識を失う。
カットマン達は仕方なく一時撤退。彼女が再び目を覚ますのを待つことにし、部屋をあとにしていった。
Act.8
ミスアメリカがのしかかって来る。胸を覆う布がずり下ろされ、豊満な胸がぷるんと震える。恥ずかしさは感じない。
ミスアメリカの手を掴み、自分の胸の上へ置く。
「マリア、私を滅茶苦茶にして頂戴・・・。」
その言葉にしたがったミスアメリカは、左の乳房を鷲掴みにし、右の乳首を捻り上げた。信じられないほどの怪力で責めて来るミスアメリカ。
心臓の鼓動が早くなる。
「イ、ィィ!マ、マリア、もっと強くぅ!む、胸を、オッパイを握りつぶしてぇ!チクビ、引きちぎってェェ!アァァ!イ、イィィ!
グギャアア!イ、イヒィイ!オ、オッパイ、あたしのオッパイがあああああッッッ!ウギャアアアアアアア!!!」
ミスアメリカによって、美しき乳房が無惨に引きちぎられた。一向に構わない。次は股布を横にずらし、ミスアメリカに性器を見せつける。
「こ、今度はコッチ・・・。あたしのマンコ、引っ掻き回して・・・。」
ミスアメリカはその懇願を受け入れる。ズブズブと沈み込むミスアメリカの指。やがて、ミスアメリカの手が女陰にすっぽりと納まった。
「オオオオオ!!お、オマンコに、あたしのオマンコに、マリアの手が、入ってるぅぅ!こ、壊してぇ!あたしのマンコ、ぶっ壊してぇぇぇ!!」
ミスアメリカの手が出し入れされる。根深く突き刺された指は、子宮を破壊しただろう。だが、さらなる刺激が欲しい。欲しくてたまらない。
「お願い、マリア、あたしの、あたしのお尻おかして!指、入れて頂戴!あたしの尻の穴、かっぽじってちょうだひぃぃぃ!」
前の穴同様、ミスアメリカの指が肛門にめり込んでくる。そして、不思議なくらい自然に手が、腕が腸内に入り込んできた。
「ぎょえああああああ!!イ、イイィ!ぎ、ぎも゛ぢい゛い゛!!イ、イきそう!おしり、壊されて、イキそおおおおおお!!
殺して!マリア、あたしを殺してぇ!あたしを滅茶苦茶にして、ころしてええええええええ!!」
膣内と腸内に入り込んだミスアメリカの手が、内蔵をズボズボと通関し、それぞれ握り合った。
「ぐぎゃああああ!し、死ぬ、死ぬぅぅぅ!マリア、殺して!マリア、マリア、ンギャハアアアアアアアアアアアアア!!」
両手を組んだまま、ミスアメリカはそれを引っこ抜く。膣と肛門が繋がったどころではない。ミスアメリカの手には、訳のわからない、柔らかい物体が
握られている。
「!!!!・・・また、か・・・・。」
自分が無惨に殺される夢に見慣れ始めてきたアイヴィー。目が覚めると、自分の指が恥裂に入り込んでいた。
股布に、指に絡みつく愛蜜。眠りながら、激しく自慰をしていたのだろうか、着衣がかなり乱れている。
アイヴィーは指の液を舐め取り、衣服からはみ出した乳首や陰毛をしまいこむと、ゆっくりと立ち上がる。
愛剣が手元に無い事など気にもとめずに、ある場所を目指してまっすぐ歩いていった。
「・・・マリア・・・。」
ミスアメリカはやはり、自分が一番最初に連れてこられた場所、キ十字の部屋にいた。そして自分と同じように磔にされている。
相当な責めを受けたのだろう、身体のあちこちが傷ついている。脚をだらしなく広げてぐったりとうなだれているミスアメリカの無惨な姿を、
ぼんやりと眺めるアイヴィー。少々息を荒げながら、ミスアメリカに近づいていった。
コツコツというヒールの足音と、鼻をくすぐる女の匂いに目を覚ますミスアメリカ。彼女を見下ろし、アイヴィーは言い放つ。
「・・・随分と、やられたものだな・・・。」
「・・・お願いを聞いてくれるかしら・・・。コレ、外して欲しいの。巨人をやっつけなきゃ、なんないのよねぇ・・・。」
ミスアメリカの物言いを聞きつつ、ゆっくりと近づいていくアイヴィー。
「何故、私にそんな事を頼む?私は、お前を殺しに来たのかもしれないのだぞ?」
「・・・さあねぇ・・・。なんとなく、あなたならオネガイ聞いてくれそうな気がして・・・。」
露出したミスアメリカの唇に、そっと触れるアイヴィー。その指で、ミスアメリカの顎をしゃくる。ミスアメリカの瞳を見つめ、静かに呟いた。
「私の願いを聞き入れてくれたら、外してやらない事もない・・・。」
「内容によるわね・・・ンン!!」
アイヴィーはマリアの唇を奪う。そしてマリアの口の中に舌をねじ込んだ。マリアは特に抵抗せず、舌と舌を絡ませあった。
やがてアイヴィーはしゃがみ込み、ミスアメリカのVラインをじっと見つめる。カットマン達に散々な暴虐を受けてきたせいか、
アイヴィーとの接吻のせいかはわからないが、薄いピンク色のレオタードは湿っており、マリアの黒い陰毛が透けている。
たまらずその恥丘に頬擦りするアイヴィー。その柔らかさを充分堪能し、そしてレオタードをずらした。マリアの女陰を指で弄ぶアイヴィー。
「アッ!ん・・・んあ・・・あふぅん!ア、アイヴィー・・・あぁ!き、気持ち、イイ・・・。アァァ!」
官能的な喘ぎ声を発するミスアメリカ。かつて捕われの身となり、無理矢理気持ちよくさせられた時には羞恥心で一杯になったものだが、
アイヴィーの指技によってこみ上げてくる感情は、今までには無いものであった。もっと激しく、まさぐって欲しい・・・。
「ハァ、んはぁぁ・・・、マ、マリアのオマンコ、とても綺麗・・・。はぁ、ンはぁ、ンン、ンンンッ!ハァァン!」
アイヴィーは右手でマリアの秘所を嬲りつつ、左手で自分の秘所に指を這わせていた。2人の恥裂からはポタポタと愛液がこぼれる。
「ア、 アァァ、アイヴィー、ダ、ダメ、あ、あたし、イきそう、イ、イイイ、アァ、イクゥゥゥッッッッ!!」
「マリア、私も、私も、イ、イク、イクゥ、ンフゥアアアアアアア!!」
2人はほぼ同時にオルガズムに達した。
Act.9
アイヴィーは顔を紅潮させたまま、ガチャガチャとミスアメリカの足枷をはずし、そして手枷もはずしていく。
自由の身となったミスアメリカを抱きしめるアイヴィー。ミスアメリカもアイヴィーを強く抱きしめる。そのままゴロゴロと転がり落ちる2人。
下になったアイヴィーは胸を覆う布を自らずりおろし、乳房をさらけ出した。抜群のスタイルを誇る汀マリアをして羨ましいと思わせる豊満な乳房。
「マリア、吸って・・・。吸って頂戴・・・。」
アイヴィーに従い、胸の先端に吸い付くミスアメリカ。そして、舌先で乳頭を転がす。オォとのけぞりながら、ミスアメリカの頭を掴むアイヴィー。
「ア、 アァ・・・。か、噛んで、噛んでちょうだい・・・。私のチクビを思いっきり噛んで頂戴!」
言われるがままのミスアメリカ。強く噛み付くと、アイヴィーはグググっとしなった。さらに強く噛むよう懇願されたミスアメリカだが、
これ以上歯を食い込ませたらな血が流れ落ちるであろう事に気付き、躊躇し始める。
その様子に気がついたアイヴィーは、ミスアメリカを寝かしつけ、自分が上となって互い違いに重なり合う。
自分の秘所をミスアメリカに見せ付けつつ、彼女の秘所をうっとりと眺める。密着した2人は、お互いの性器を舐めまわし始める。
やがて気持ちよさに耐えられなくなったアイヴィーがマリアの恥裂から口をはずし、言った。
「マ、マリア、お願い・・・お尻の穴を、責めてほしい・・・。指を、入れて・・・。」
さすがにためらうミスアメリカであったが、アイヴィーの懸命の懇願に負け、自分の顔の前で振られている肛門に指を沈めていった。
「アオォゥ!イ、イィィ!もっと深くねじ込んで・・ン、ンフアア!だ、出し入れして・・・、アァ!イ、イイィ!す、凄い、あぁあ!お、おかしくなりそう!」
さらに口で淫核や陰唇を舐めると、アイヴィーは狂ったような寄生を発する。
「ングハァァ!ぎ、ぎも゛ぢい゛い゛!マ、マリア!アァァ!ングゥアアア!お、お尻、穴、ひろげてぇぇ!ク、クリを、噛んでぇっ!
あたしの、あたしのカラダ滅茶苦茶にしちゃってへえええ!グギ、ングアア、ギョエアアア!ヒィギィィッ!イクゥゥゥゥゥ!!!」
マリアの口の中にビュルビュルと流し込まれた液。あまりの気持ちよさゆえか、アイヴィーは潮を吹いたらしい。
そしてマリアの恥丘に顔をうずめて意識を失ってしまった。
「・・・んん・・・マリ・・・ア・・・。」
アイヴィーが意識を回復させた時、マリアの感触を感じることは出来なかった。気を失っていたわずかな間に、立ち去ってしまったのだろう。
自分やマリアの排出した体液は拭き取られており、着衣の乱れも直されている。マリアがやってくれたのだろう。
そこへ近づいてくる複数の人間の足音。アイヴィーの目に飛び込んできた者の姿は、カットマン達であった。
ミスアメリカの姿が無い事に気がつくと、アイヴィーを見下ろして言い放った。
「・・・お前が奴を逃がしたのか?」
「・・・私が逃がさなくとも、あの女は1人で脱出していただろうね・・・。そういう女だ、彼女は。お前達なんかとは、格が違うのさ・・・。」
「まあ奴が逃げ出したとして、ニードル怪人様を止められるものでもなかろう。とりあえず、貴様には仕置きをさせてもらう。」
「・・・どうにでもするがいい・・・。」
覚悟を決めるアイヴィー。カットマン達はアイヴィーを押さえつける。
「だが、どうしたものかな。痛めつけてやってもコイツは堪えないだろうな。なにしろ、マゾだからな。」
「な!?・・・わ、私は違う!」
「だが、恥ずかしい目にあうのは嫌いらしいから、アソコを徹底的に嬲ってやろう。」
「よ、よせ!やめろお!やめろぉぉぉぉ!」
アイヴィーのボンテージスーツがビリビリと引き裂かれていく。ミスアメリカとの情事が終わってから時はそれほど経っていない。
火照りが収まりきっていないアイヴィーの肢体が剥き出しにされる。覆い隠したいが、手足はカットマン達に押さえつけられている。
「く、くそ!はなせぇ!」
「グヘへヘ・・・。気の毒だが、一生使えなくしてやるぞ・・・。」
カットマン達は手にしたスパナをアイヴィーの恥裂に押しやった。
「ヌグアアアアアアア!!」
さらに恥裂をひん剥き、他のものもねじ込もうとしている。
「た、頼む、やめてくれ!ソコは、ダメェ、ンギャアアアアア!!グ、グアア、フギイィ!ガフアアアアアア!!」
ペンチやドライバーだけではない。ボルト、ナット、ネジまでもアイヴィーの膣内に入れられていった。
カットマンは膨れ上がった恥丘を踏んづけた。
「グギャアアアアアアアア!!だ、だれか、助けてぇ、ギヒィアアアアアアアアアアア!!」
Act.10
ミスアメリカは今だ廃工場の中にいた。すぐにでも怪人とロボットを追いかけたい所だが、巨人相手に闘って勝てるとはとても思えない。
せめて、コマンドバットだけでも取り返そうと考えていた。そして、スクラップ置き場に無造作に捨てられていたコマンドバットを発見する。
その傍らには、アイヴィーの剣があった。思わずそれを手にするミスアメリカ。ふと、彼女の声が聞こえたような気がした。
ミスアメリカは、再びアイヴィーの元へ駆けて行った。
「グ、ギャアアアア!!や、やめろぉぉ!ダ、ダメ、ウギャアアアアア!!マ、マリア、マリアーーーーーーー!!」
「グヘへへへ。マンコ壊されて、そんなに悔しいか。愛しのマリアちゃんは、こんなになっちまったマ○コは見たくねえだろうなあ。グヘへへへ!」
「ク、クソォ!こ、殺せ!殺してくれぇ!」
「そう慌てんな。もうちょっと元気な悲鳴を聞かせてくれ。」
「ギ!ギヤアアアアアアアアアアアアアア!!!」
くわえ込んだ工具をグリグリと押し込まれたアイヴィーは、ボロボロと泣き崩れている。恥裂からもポトポトと鮮血が滴る。
「も・・・もう、ゆるしてくれ・・・。ほ、ほかは、なにしたっていい・・。これ以上、マンコを壊さないで・・・・。」
「よし、じゃあ四つん這いになりな!」
「そ、その前に、マンコから抜いて頂戴・・・。苦しい・・・。」
「つべこべ抜かすんじゃねえ!」
工具をまさぐられたアイヴィーは、素直にカットマンに従う。突き出された美尻をなでまわすカットマン。
「マンコへの責めは勘弁してやる。そのかわり今度は、コッチの穴だ!」
「なッ・・・。イ、イヤ・・・。」
「マンコ以外なら何でもしていいんだろ!?」
カットマンが手にした、長さ約20cm、直径2〜3cm程の鉄の管。あてがわれた管が、しずしずと侵入を始めた。
「ヌグゥアアアアアアアアアア!!ア、アァァ!・・・は、はいってくる・・・ウグア!ンアアアア!ハァァァン!!」
よがり狂うアイヴィー。そのアイヴィーに木槌を見せつけるカットマン。
「グフフフ、コイツでお前が咥えているものをぶっ叩いてやるぅ!」
「ガ・・・アァ・・・・。ダ・・・ダメ・・・。し、しんじゃう・・・・。」
苦しみのあまり、あわあわと涎を垂らすアイヴィー。目もうつろで、身体もガタガタと震えている。
ハンマーを持った男がアイヴィーの尻の前にしゃがみこむ。そして気合を入れて振り上げた瞬間、男はハンマーを床に落とす。
振りかぶった状態で動きが止まっているその男を、アイヴィーブレードが貫通していた。
「そこまでよ!」
剣を投げたミスアメリカが歩み寄ってくる。思わず後ずさるカットマン。ミスアメリカは連中にめもくれず、アイヴィーの元へ近づく。
「マ、マリア・・・。どうして、来た・・・。巨人を止めるんじゃなかったの、か・・・・。」
「・・・あなたを放っておくことは、出来ない・・・。」
アイヴィーの股にねじ込まれた工具を引き抜こうとしたその瞬間、後頭部に激痛が走る。
「ノコノコと戻ってきやがって、バカな女だ!コイツもやっちまうぞ!」
「マリア!お、お前達、よくもマリアを!」
アイヴィーは、執拗に痛めつけられてきたとは思えぬほど俊敏な動きで愛剣を構える。全裸であり、さらに前と後ろの穴にモノが刺さっていることなど
お構いなしに、アイヴィーブレードを振るう。ミスアメリカも加勢する。雑兵達は、あっという間に倒されていった。
最後の1人を片付けたアイヴィーが、ミスアメリカを無言で見つめた。と、緊張の糸が切れたのか、フっとぶっ倒れるアイヴィー。
「アイヴィー!しっかりして!」
ミスアメリカはアイヴィーを抱きかかえ、廃工場から駆け出した。愛車の助手席にアイヴィーを乗せ、運転席に滑り込んだミスアメリカ。
エンジンがかかり、ライトが点灯する。ミスアメリカはカーラジオをつけた。結構な時間が経っている。今、怪人達はどのあたりであろうか。
「・・・現在巨人は○×シティを進行中です。住民は早急に避難して下さい。繰り返します、現在・・・。」
アクセルを吹かすミスアメリカ。グングンとスピードをあげていく。
「緊急中継です!巨人の元に、何者かが現われました!ウ、ウルトラマンです!赤い、ウルトラウーマンです!」
「!?ベス!?ベスが来てくれたのね!?」
ミスアメリカはギアチェンジ、スピードメーターを吹っ切る速度で飛ばした。
Act.11
燃え盛る炎がエゴスの巨大ロボットとベスの顔を照らす。ベスは、暴虐を繰り広げるロボットに組み付き、これ以上の侵攻を阻止する。
「お、おのれウルトラマンめ!宇宙人如きに我等エゴスの邪魔をされてなるものか!我が弟よ、奴の胸を、龍頷(りょうがん)を突け!」
怪人の指示に従う巨大ロボ。自身の体から針を取り出し、ベスの胸を突く。ベスの痛感神経を剥き出しにさせ、
わずかな攻撃で大ダメージを与えようという公算である。
「ウゥゥッ!」
ベスの胸に突き刺さる針。だが、怪人の思い通りにはならない。ロボットの攻撃にひるむことなく、ベスは反撃をする。
「ムムゥ、やはり宇宙人の経絡は違うのか・・・。」
歯ぎしりする怪人。ところが、ベスの様子がおかしくなる。息が弾み、興奮し始めている感じである。元々大きめのベスの乳房が、
さらなる膨らみを帯びてきた。肩で息をするたびに、上下にゆさゆさと乳房が揺れる。
乳首の先端にこみあげるこの軽い痛みは、母乳が噴出されようとしているのではないか、と考えたベス。
そんな経験など無かったベスであったが、先端から白い液がにじみ出ている事に気がつくとそう確信し、乳頭に力を込めて噴出を防ごうとした。
だが、今は闘いの真っ最中である。巨大ロボットのパンチを食らった瞬間、ベスの乳頭から白い液が四方八方に飛び散った。
「ウアアアアアアアアアア!!」
燃えるような痛みを覚えるベス。ロボットの攻撃を受けるたびに、ベスの母乳が噴き出していく。
「ハッハッハ!どうやら思わぬ効果があったようだな!」
高笑いする怪人。体内のエネルギーが乳房に集中し、それが乳頭から溢れ出ようとしている。刺激に耐えられないベスは、決着をつけるべく
グラニウム光線の体制を取る。だが、腕先からは光が出ない。ベスのグラニウムエネルギーは乳房に寄り集まり、
母乳と一緒に流れ出てしまっているのだ。ロボットに蹴られ、殴られる毎に白い液が発射される。
「よおし、弟よ、恥裂をひん剥いてみろ。そしてクリトリスと尿道の間に針をさせ!そこは、人間の女であれば一刺しで狂い死ぬ経絡だ!
ウルトラウーマンは、どんな反応をするかな?」
怪人の命令を遂行するロボット。ベスは必死で抵抗するが力が入らず、ロボットの狙った箇所に針を刺されてしまう。
すると今度はベスの尿道、膣穴、肛門がベカベカと開き始め、そこからエネルギーが噴出を始める。
「イ、ヌグアアアアアアアアアア!フ、フゥゥ!ウグワアアアアアアアアアア!!」
穴という穴から体液を撒き散らすベス。辺りはベスの体液に満たされ始める。力なく倒れたベスは自らの発した液に溺れ、
今なお液の噴出を続けている。身体中液まみれになったベスを嘲笑した怪人は、弟を見上げ、街の破壊を命じた。
体液を吹きながらゴロゴロとのたうちまわるベス。強引な液の噴出は強烈な痛みを伴っていた。それでも、巨大ロボットの侵攻必死で阻止しようとするベス。
だが、軽くなではらわれる。ビルは、次々に倒壊していく。
「いいぞ、我が弟よ!ウルトラマンもお前の敵ではない!フハハハハーーーーーアグアアア!!」
怪人が奇声をあげて吹っ飛ぶ。ミスアメリカの運転するRX−7が怪人に突っ込んだのだ。スピンターンして停車した車から飛び出すミスアメリカ。
吹っ飛んだ怪人もむくりと起き上がる。
「お、おのれ、ミスアメリカめぇ!」
「これ以上の破壊は許さない!」
コマンドバットを構え、怪人に飛び掛るミスアメリカ。車に轢かれたダメージは大きく、怪人はその攻撃をかわせない。
弱り始めた怪人をかさにかかって責めるミスアメリカ。コマンドバットを高々と振り上げた瞬間、怪人が突進。同時に、ミスアメリカの胸に針を突き刺す。
「ウゥゥ!」
「ククク・・・。お前はわずかな刺激でのたうちまわる体になったぞ・・・。」
Act.12
「そ、そんな馬鹿な事ありえないわ!」
コマンドバットを振るうミスアメリカ。怪人はひょいひょいとそれをかわし、踏み出したミスアメリカの足を踏んづけた。
「!!ウアアアアアアア!!」
とてつもない激痛に襲われるミスアメリカ。悶えるミスアメリカの頭部をコツンとど突く。
「グ、ウガアアアアアアア!!」
凄まじいまでの絶叫。ゴロゴロとのたうち回るミスアメリカの腹や背中を蹴りつけると、さらに悲鳴をあげて苦しむミスアメリカ。
「(な、なんなの・・・。い、痛い!身体中が痛い!どうして、こんな事に・・・。)」
ミスアメリカを抱えあげた怪人は、その首筋に軽く針を触れさせた。
「ククク、ここをつけばお前は深い眠りにつく。だが、そんなつまらぬ事はせん。お前にはさらに苦しんでもらうぞ。」
怪人は針をミスアメリカの背中にあてがい、ピシっと切り裂いていく。
「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!」
スーツは裂けたものの、傷口は決して深くは無い。この程度の傷は、これまでの闘いの中幾度となく受けてきた。
だが、ミスアメリカは失神寸前の痛みを感じていた。まるで、脊髄をスッパリと切り裂かれたかのような。
怪人の蹴りがミスアメリカの腹に叩き込まれる。腹に受けた衝撃、大地に吹っ飛ばされた衝撃で、またも激痛を覚えるミスアメリカ。
不敵な笑みを浮かべ、ミスアメリカに近づく怪人。トゲだらけの全身で、ミスアメリカに抱きついた。
「フヌグアアアアアアアアアアアッッッッ!!!」
ミスアメリカの身体の至る箇所にプスリと突き刺さる怪人の無数のトゲ。さらに怪人は、ミスアメリカのピンク色のレオタードの尻の部分を掴むと、
グイっと引っ張りあげた。
「グアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!」
肛門が露出せんばかりの激しい食い込み。ミスアメリカは恥辱感を感じるよりも、尻から襲い来る激しい痛みに慟哭していた。
もがけばもがくほど食い込みは激しくなり、痛みを増す。そしてミスアメリカは、痛みに耐えかね失禁していた。
ジュワっと濡れ始めるミスアメリカの恥丘。戦闘中に敵の攻撃で失禁させられた屈辱など、今の彼女には関係なかった。
全身の神経を過敏にされている今、迫り来る激痛との闘いで精一杯となっていた。怪人に股を蹴り上げられると、
ミスアメリカはバタリと倒れこむ。ハアハアと肩で息をしつつ、天を見上げるミスアメリカ。
その彼女の恥丘めがけ、怪人の針がプスリと突き刺された。
「!!!ウグワアアアアアアアアアアア!!!」
痛みのあまりピクピクと痙攣するミスアメリカ。怪人は容赦なく、恥丘めがけプスプスと針を刺していく。そして怪人は、ミスアメリカの傷ついた股間をギュっと踏んづける。
「ヒィアアアアアアッッ!!ウ、ウアアア!!」
ピンク色の股布が、真っ赤にそまっていった。紅い股先をガシガシと蹴りつける怪人。ヒィヒィと悶えるミスアメリカ。ただでさえ痛めつけられたくない箇所。
過敏な身体された事により、苦しみは一層激しさを増す。怪人は、股布の部分をビリビリと引き裂いていった。
怨敵に性器を見られた恥ずかしさよりも、その部分への痛みの方が大きい。湿った恥毛を掻き分け、マリアの女淫を露出させた怪人は、
鋭く、太く、長い針をスゥッとかざす。
「ククク・・・。ミスアメリカ、貴様の最後だ。女を責め落とす究極の経絡を突いてやる。ココを突かれると、お前は性器がギタギタに裂かれる痛みを覚える。
想像を絶する程の、激しい痛みだ。あまりの痛みで精神はまともでいられなくなり、やがて狂い死ぬ事になる。」
「イ・・・イヤ、ヤメテェ!!」
抵抗を試みるミスアメリカだが、これまでのダメージがたたり、まともに動けずにいた。怪人の手にした針が、マリアの淫核と尿道の間にスゥっとあてがわれる。
ヒィと悲鳴をあげるミスアメリカ。そして鋭い針がズプっと刺し込まれた。
「グハアアアアアアアアアアッッッ!い、痛いッッッ!抜いて、お願い抜いてェェェ!!!」
悶え苦しむミスアメリカ。やがて怪人の言った通り、ミスアメリカは自らの性器が破壊されていくかのような痛みを感じ始める。
「アギ、ヒィィィィッッ!!な、何なのぉッ!?痛い、痛ヒィィッッ!!お、おかしくなっちゃう!!ギョエアアアアアアアッッッ!!」
その激痛は、ミスアメリカの精神を犯しはじめていった。ジタバタともがき苦しみ、咆哮するミスアメリカ。
「ヒギアアアアアッッッ!!イ、イタィィィッッ!!わ、私の、私のオマンコが、こ、壊れ、ギャヒアアアアアアアッッ!!!!」
狂ったような悲鳴をあげつつ、わんわんと泣き叫ぶミスアメリカ。その狂い様に、正義のヒロインの面影は微塵も感じられなかった。
「た、助けてぇぇッ!マ、マンコが、痛ィィィッッ!!ォ、オシッコでちゃうううッッ!!ヒンギィアアアアアアアアッッッ!!!」
またしても失禁の憂き目に遭うミスアメリカ。怪人は、尿を撒き散らしつつ喚く彼女の醜態を嘲笑う。
「ククク・・・。失神する事さえ出来ぬ程の痛みだ。貴様はそのまま、発狂死するのだ。クアーッハッハッハッッ!!」
「ピギャハァァァッッッッ!!だ、だれか、だれかダズゲデェェェッッッ!!!も、もうダメ、ダメへェェェッッ!!マンコが、マ゛ン゛コ゛がああああ!!
マンコ壊されて、しんぢゃうぅぅッッ!!しんぢゃう!!しんぢゃうぅぅぅぅ!! ギュへアアアアアアアアアアアア!!!」
狂ったケダモノのような嬌声を発するミスアメリカ。もはや、発狂死寸前に追い込まれていた。
Act.13
怨敵が狂い死のうとするサマを、不敵な笑みを浮かべつつ眺める怪人。その背中にズブリと突き刺さる剣。それは、アイヴィーブレードだった。
意識を回復させたアイヴィーは怪人へ一撃を叩き込み、そしてミスアメリカを介抱する。ミスアメリカを苦しめていた太い針を引っこ抜き、
優しく抱きかかえるアイヴィー。ギリギリの所で、ミスアメリカは発狂死を免れた。
「・・・マリア、しっかり・・・。」
「ア・・ァ、アイ、ヴィー・・・・。」
ミスアメリカのぼやけていた焦点が、アイヴィーの端正な顔をハッキリととらえる。アイヴィーはグっと険しい表情になるや、怪人を睨みつけた。
そして怪人は、自分に傷をつけた忌まわしい敵に突進する。トゲの生えた体でアイヴィーにタックル。そのまま、ググっと抱きかかえた。
針が白い肌をズブズブと刺し貫いていく。舞い散る鮮血。一瞬苦悶、そして恍惚の表情を浮かべたアイヴィーだが、すぐさまキッと鋭い眼光を怪人に向けた。
「・・・この程度の痛みなど、どうという事はない!」
アイヴィーブレードを天に掲げるアイヴィー。そして怪人の背中に、ブレードをズブリと突き刺す。
刃は怪人をズブリと貫通、そしてその刃先は、アイヴィー自らの身体に突き刺さる。怪人はアイヴィーと密着したまま、身動きが取れなくなる。
「グアアアア!こ、このアマ!離せェェ!」
「マ、マリア!」
アイヴィーの叫びに応じたミスアメリカがヨロヨロと立ち上がり、コマンドバットを怪人に突き刺す。
そして怪人の体内で、コマンドバットが火を吹いた。
「グ、グオオオオオオオオオォォォォ!!」
悶え苦しむ怪人。ミスアメリカはアイヴィーを抱きかかえ、怪人から離れる。やがて怪人は大爆発を起こす。
天から舞い降りたアイヴィーブレードが大地に突きささった。
「・・・・アイヴィー・・・」
ミスアメリカの胸の中のアイヴィーが、息も絶え絶えに囁きはじめる。
「き、きょじんの・・・。首筋だ・・・。そこを攻撃すれば・・・、奴は、行動不能になる・・・。」
命令を下していた兄の死により、巨大ロボットは暴走を始める。狂ったように暴れまわり、辺り構わず攻撃を仕掛ける。
ベスは必死に立ち上がり、巨大ロボットの暴走を止める。小ざかしいベスを殺してしまおうと、ベスの身体に針を突き刺していく。
「ウアアアア!ク、ウウウウ!」
痛みに耐え、ロボットを抱きとめるベス。
ミスアメリカはアイヴィーブレードを掴み、ロボットの背後に駆け寄る。ジェットオンにより高々とジャンプ、巨大ロボットの首筋の高さにまで到達する。
「いッッッッッッけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ミスアメリカの手に握られていたアイヴィーブレードが、その掛け声と共にグンと伸び、巨大ロボットの首筋に突き刺さる。
ガクン!と行動を停止させる巨大ロボット。
「ベス、お願い!そいつが2度と蘇らないようにしてちょうだい!」
ミスアメリカの声に反応したベスは、動かなくなった巨大ロボットを抱え、天高く上昇していった。
大気圏を突破したベス。そのまま巨大ロボットを、再び地球へ向けて落下させる。ロボットは、摩擦熱で燃え尽きていった。
瞳を閉じたまま、ピクリと動かないアイヴィーの身体を揺するミスアメリカ。
「ア・・・アイヴィー・・・・アイヴィーーーー!!」
すでに彼女の心臓は停止している。ひっしとアイヴィーを抱きしめるミスアメリカの上空には流れ星が輝く。
そこへ、ベスが降り立った。ミスアメリカに抱擁された美しき女性に向け、胸元のブローチから光線を発射する。
まばゆい光に包まれたアイヴィーの傷口がふさがってゆく。そして少しずつ、心臓が脈打ち始めた。
「ア、 アイヴィー!アイヴィー!!」
「ン・・・ンン・・・。」
静かに息を吹き返すアイヴィー。ミスアメリカは、ベスを見上げた。
「・・・ベス・・・。あ、ありがとう、ベス・・・。」
穏やかな笑みを浮かべたベスが、夜空へ消えていく。
ベスが消えていった方角をずっと眺めていた2人。アイヴィーが静かに呟きはじめた。
「・・・私の身体には悪しき血が流れているらしい・・・。その血の正体は、私にはわからない・・・。その正体を求める旅が、また、始まる・・・。」
「・・・私にはあなたに悪い血が流れているなんて思えない。もし流れているのだとしても、あなたはすでに、その呪縛から解かれていると思うわ・・・。」
「何故、そう思う?」
「ウルトラウーマンが、あなたの命を蘇らせてくれた・・・。その事実だけで、充分でしょう?」
「・・・・そろそろ行かせてもらう。お別れだ、マリア。もう2度と、会うことは無いだろう。」
「さようなら、アイヴィー・・・。あなたと出会えて良かったわ。」
「・・・私もだ。マリア。」
アイヴィーがにっこりと微笑む。それまでの、暗い影を背負っていたような表情からは想像もつかない、美しい笑顔だった。
マリアも、微笑み返す。そして2人は背を向け、別々の方向へ立ち去っていった。
― fin ―
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