魁!大映帝國

 

主催者:「只今より、”大映帝國怪獣連合(だいえいていこくかいじゅうれんごう)”対

 ”絵夢七十八星雲女塾(えむななじゅうはちせいうんおんなじゅく)”の闘いを開始する!」

宇宙最強軍団の座をかけ、マイナー軍団の汚名返上を誓う”大英帝國怪獣連合”と至上最弱の誉れ高い

”絵夢七十八星雲女塾”の熱戦の火蓋が今切って落とされる。

 

戯椰嗚巣(ギャオス):「よっしゃあ!ここはひとつワシにまかさんかい!」

罵瑠魂(バルゴン):「な、なんじゃとギャオス!初っ端はワシが行くんじゃ!」

狽螺州(バイラス):「どけ、お前等の出る幕ではない。」

ギャオス&バルゴン:「バ、バイラス先輩〜〜〜〜〜〜〜!!」

擬論(ギロン):「宇宙一の頭脳を誇るというバイラス・・・。でるか、久々の頭突き戦法。」

 

闘技場に歩を進める宇宙怪獣バイラス。すでにそこには、ウルトラウーマンベスの姿が。

睨みあう両者。ジリジリと間合いが狭まっていく。ベスがバイラスにパンチ攻撃を仕掛ける。

だがバイラスはスウェーで全てかわしきる。さらに、ベスが打ち出したパンチに触手を絡ませた。

キックしてきた脚にも触手を絡ませる。ついにベスの四肢を捕らえることに成功したバイラス。

さらにもう一本の触手がベスの膣にグリグリとあてがわれる。

ベス:「ウ、ウワアアアアアア!!」

必死で脚を閉じて挿入を阻むベス。しかしバイラスの怪力がベスの脚を左右にガブアア!!っと広げ、

触手は膣内にズブズブと入り込んでいった。

ベス:「グアアアアアアアアアアアア!!」

バイラス:「フッどうだ!俺の触手攻撃の威力は!」

 触手攻撃・・・
 古代中国の王朝において、絶大な権力を誇る国王は自らの快楽のために、あらゆる催しを開催した。
 その際、伝説の旅芸人”抄玖鷲(しょう・くしゅう)”は、インドにてヨガを学び、肉体を極限まで軟体化させることに成功し、
 その柔らかい四肢を用いてあっという間に女性を絶頂に導く、という芸を時の国王に見せ、大変喜ばれた事という。
 以降、柔らかく伸びる手足を絡ませて女性を責める行為を抄玖鷲攻撃(しょうくしゅうこうげき)、
 やがて触手攻撃と呼ばれるようになる。
 ちなみに、英語に”Shock(ショック)”という言葉があるが、触手攻撃を受けた女性がそのあまりの壮絶さに驚愕した事から
 そう言われるようになったのでは無い事は言うまでも無い・・・。              民明書房刊 「中国王朝の娯楽大全」

ギャオス:「す、すげぇ!バイラスの凄まじいまでの触手攻撃じゃあ!これで俺たちの勝利は確実じゃあ〜〜〜!」

バルゴン:「ああ〜ん、どうしたんじゃジグラ、顔色が悪いぞ。」

爾愚裸(ジグラ)「むぅぅ、伝説の戦士といわれる絵夢七十八星雲の連中を簡単に倒せるとは思えぬ・・・。」

真剣勝負の最中、貞操を奪われるとは思っても見なかったベスは怒り、ウルトラパワーで触手を引きちぎる。

そして腕をL字に構え、光線を発射した。

ギャオス:「な、なんじゃあ〜〜!あの女の腕から光線が出たぞ〜〜〜〜!」

バルゴン:「ジグラ、お前なら知っておるじゃろう!奴の攻撃は一体なんなんじゃ〜〜!」

ジグラ:「む、むぅ!あれはグラニウム光線!」

 グラニウム光線・・・
 古代中国の武将”群羅荷(ぐんらに)”は、とある戦争の際、手持ちの武器を失った状態で周囲を敵に囲まれてしまった。
 その際彼は、体内より発せられる唾液、汗、小便等を敵の目を狙って放ち、視力を奪っておいてから打ち倒し、
 見事に脱出したという。以降、体内にみなぎる流体エネルギーを放射する事を、群羅荷(ぐんらに)る、と言うようになり、
 それが転じて光線一般をグラニウム光線と言うようになった。
 ちなみに、グラニュー糖という物が存在するが、糖尿病を患っていたとされる郡羅荷(ぐんらに)の体液が
 甘味を帯びていたためにその名が付いた訳では無い事は、懸命な読者ならお気づきであろう。
                                               民明書房刊 「中国武将、その恐るべき肉体」

ベスの必殺光線をその身に浴びるバイラス。

ギャオス&バルゴン:「バ、バイラスがやられた〜〜〜〜!!」

ギロン:「いや、急所には当たっていない!」

怒りのバイラスは、再びベスの四肢を触手で絡み取る。

バルゴン:「おお、見ろ!バイラスの3つに分かれていた頭が一つになって、鋭く尖りおったぞ〜〜〜!!」

そしてバイラスはベスに突進。必殺の頭突き戦法は、ベスの身体を田楽刺しにした。

ベス:「ウ、ウガアアアアアアアアアアアアア!!」

ギャオス:「な、なんじゃとお!バイラスの頭が女を貫いておるぞ〜〜〜〜!!」

さらにバイラスは、再度頭を3つに開き、ベスの身体をギリっと引き裂いた。

ベス:「ギャアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーー!!!」

 

バルゴン:「あわわわ・・・な、なんちゅう攻撃じゃ・・・。」

白目をむいて泡を吹くバルゴンとギャオス。

主催者:「ベス、死亡確認!」

 

 

意気揚揚と引き返してくるバイラス。

バルゴン:「さあさあバイラス先輩、後はワシに任せてお休み下さい!」

ギャオス:「だまれバルゴン!次こそワシの出番じゃ〜〜〜!」

邪威臥亜(ジャイガー):「フッ・・・体がなまってたところです。次は私が行かせてもらいましょう。」

ギャオス&バルゴン:「お、お前はジャイガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

ギロン:「見せてもらうぜ・・・。お前の変幻自在の戦いぶりを!」

 

2番手ユリアンが闘技場に降り立つ。互いに様子を見るジャイガー&ユリアン。ユリアンが攻めに出る。

必殺のユリアンキックを連発した。

ギャオス:「げええ!目にも止まらぬのキック攻撃じゃあ!」

バルゴン:「だ、だめだ!ジャイガーの奴、防戦一方じゃ!」

ギロン:「フッ安心しろ。ジャイガーはすんでで攻撃をかわしている。」

蹴りつかれたユリアンの攻撃が止む。

ジャイガー:「フ・・・。どうやらそこまでのようですね・・・。喰らうがいい、マグネチューム光線!」

ジグラ:「むぅ!ジャイガーめ、早くも出すのか。分子を破壊すると言う、奥義マグネチューム光線を・・・。」

 マグネチューム光線・・・
 中国拳法使いは、時に呪術によって己の体を鍛え上げたとされる。稀代の拳法家、”馬具祢(ま・ぐね)”の使う
 妖しげな術は多くの拳法使いに恐れられ、”馬具祢(ま・ぐね)”は彼等によって暗殺された。だがその死の間際、
 ”馬具祢(ま・ぐね)”の体が妖しく輝き、暗殺に来た者たちを分子レベルから破壊していったと言われている。
 伝聞を聞いた者たちにより、その光は”まぐね散る光線”→”マグネチル光線”→”マグネチューム光線”と言い伝えられていった。
 ちなみに、馬具祢(ま・ぐね)の怨念は多くの者を震え上がらせたが、
 現代において地震の大きさの単位を”マグニチュード”と呼ぶ事と関係が無い事は言うまでも無い・・・。
                                                          民明書房刊 「中国拳法奇天烈大百科」

ユリアン:「ヴェアアアアアアア!!」

ギャオス:「おお、見ろ!奴め、苦しがっておるぞ〜〜!!」

バルゴン:「ジャイガー構うこたぁねえ、その女ぶっ殺してやれや〜〜!」

ジャイガー:「行くぞ!唾液凝固ミサイル!」

ギャオス:「おお!天高くジャンプしたジャイガーが、仰向けに倒れている女めがけて唾液凝固ミサイルを放ったあ〜!」

ユリアン:「ヴゥ!フゥア!ングゥアア!ヴェアア!!」

バルゴン:「やったあ!奴め、四肢を貫かれて地面に磔にされおったぞ〜〜!」

ギャオス:「チャンスだジャイガー!奴は今動けねえぞ〜〜〜〜!」

ジャイガー:「トドメだ!寄生攻撃!」

ユリアンに密着したジャイガー。そして、ユリアンの膣内に卵を産み落とし言った。

バルゴン:「で、出たあ〜〜〜!ジャイガーの必殺、寄生攻撃じゃあ〜〜〜!!」

ユリアン:「ヴェ、ヴェアア!ヴェアアアアアア!!」

あっという間に孵化した幼生ジャイガーは、ユリアンの膣穴から養分を吸い取っていく。

苦しみの絶叫をあげるユリアン。だが、その声も徐々にかすれ始め、やがて瞳の点滅も消えていく。

ユリアンの恥丘を食い破りワラワラと出てきた幼生ジャイガー。凄まじいショックを受けたユリアンはピクリとも動けなくなる。

ギャオス:「あわわわ・・・。も、もう声もでねえ・・・。なんちう凄まじい攻撃じゃ・・・。」

泡を噴いてピクピクするバルゴンとギャオス。

主催者:「ユリアン、死亡確認!」

ギロン:「相変わらず、見かけとは裏腹に恐ろしい奴だぜ・・・。」

 

 

勝者ジャイガーをねぎらう大映帝國。

ギャオス:「こ、今度こそワシの出番じゃあ!」

バルゴン:「引っ込んでろギャオス!もう解説役は懲り懲りじゃあ〜〜〜!」

嶺蟻怨(レギオン)「のけい!もはや貴様等に出番は無い!」

ギャオス:「な、なんじゃとう!?お、お前は!」

バルゴン:「レ、レギオン先輩〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

ギャオス:「だ、大映帝國全員気をつけ〜〜〜〜い!」

レギオン:「この俺がケリをつけてくる。文句はあるまいな!」

のっしのっしと闘技場へ赴くレギオン。

ジグラ:「大映帝國最強と呼ばれる男、レギオン・・・。」

ギロン:「俺は、あいつが敵で無かった事を神に感謝するぜ・・・。」

 

レギオンの周囲を、数名の女ウルトラ戦士が取り囲む。

バルゴン:「な、なんじゃ、ありゃあ〜〜!奴等、1対1じゃかなわないとまとめて出てきおったぞ〜〜!」

ギャオス:「よっしゃ待ってろレギオン!今すぐ助太刀にいくからのう!」

ギロン:「待てギャオス。あの人は1人で相手するつもりだぞ!」

 

レギオン:「フ・・・。面白い。まとめて叩き潰してやる!」

レギオンの腹部のエッグチャンバーから一斉に発射されるソルジャーレギオン。それらが、アンドロフロルやらアミアやら

女エース、女新マン、女セブンやらに容赦なく襲い掛かる。

女ウルトラ一同:「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

ソルジャーレギオンが女達に喰らい付く。ワシャワシャとうごめくソルジャーレギオン。女達の膣内にズブズブと侵入、

子宮を食い散らし、命を奪っていく。ようやくにしてソルジャーレギオンらが離れていくと、辺りには無惨な亡骸が数体

すっころがっていた。

バルゴン:「あわわわ・・・。と、とんでもない奴じゃ、レギオン・・・。本当に1人でやっちまうとは・・・。」

ギャオス:「おお、見ろ!ついに向こうの総大将が出てきたぞ!」

ゆっくりと歩を進めて闘技場にやってきたのはウルトラの母。デーンと仁王立ちしてレギオンと対峙する。

バルゴン:「むぅぅ〜〜。なかなか恐ろしそうな奴じゃのう・・・。」

ギャオス:「ビビるこたあねえレギオン!とっととやっつけちまえ!」

まずは大触手を振り下ろし、ウルトラの母を斬りつけようとするレギオン。だがウルトラの母は懸命にそれをかわす。

接近したウルトラの母は、レギオンのくちばしを引っ掴む。今にも引きちぎらんばかりのパワーだ。

バルゴン:「い、いかん!レギオンのピンチじゃ〜〜〜〜!」

ギロン:「フッ心配はいらん。おそらくレギオンは様子を見ているのだろう。」

レギオンは、左右の触手からマイクロ波レーザーを放った。吹っ飛ぶウルトラの母。

ギャオス:「で、出たーーー!レギオンの必殺マイクロ波レーザー!」

ギロン:「相変わらずの凄まじい威力だぜ、レギオンのレーザー・・・。」

 レーザー・・・
 古代モンゴルの猛将”レイ・ザーン”は、そのとてつもない俊足を生かし戦場を駆け巡った。
 どんなに遠くに離れていようともあっという間に接近し、敵を撫で切ったとされている。以降モンゴルにおいては
 遠距離から行われる攻撃をすべて”レイ・ザーン攻撃”と呼ぶ事にし、彼の功績を称えたという。
 やがてそれが”レーザー攻撃”として広く伝わっていった。
 ちなみに、”レイ・ザーン”は革製の武具を愛用していたが、それにより革製品のことを”Leather(レザー)”と
 呼ぶようになった訳では無い事は周知の事実である。               民明書房刊 「蒙古日向小次郎伝」

バルゴン:「よっしゃあレギオン、いやレギオン先輩!早いトコとどめをさしちゃってくださ〜〜い!」

レギオン:「フッそうするか。」

その時、ウルトラの母から閃光が放たれる。レギオンを爆風が包み込む。

バルゴン&ギャオス「レ、レギオーーーーーーーーーーーン!!」

 

 

ギャオス:「レ、レギオンがやられたーーーー!」

ギロン:「フッ落ち着いてよく見てみろ。レギオンはバリアーで防いでいるぞ。」

バルゴン:「さ、さすがレギオンじゃ!しかし、なんちゅう凄まじい光線なんじゃ〜〜〜!」

ギロン:「教えてくれ、ジグラ。奴の放った光線のことを・・・。」

ジグラ:「ま、まさかマザー光線を放つ者がいるとは・・・。」

 マザー光線・・・
 歴代中国拳法家最強の女戦士と言われている”鵜琉覇(う・るうは)”は、女性が使用する事を前提とした拳法
 「銀十字拳」を創り上げた。その中の最大奥義が、母乳で攻撃するという「魔瑳亞戦法」であり、
 やがて女性の遠距離攻撃を総称して「魔瑳亞光線(マザーこうせん)」と呼ぶことになっていった。
 ちなみに、千葉県の「マザー牧場」には多くの乳牛がいるが、
 「魔瑳亞光線」と全く関係が無い事は言うまでも無い・・・。                民明書房刊 「オッパイが一杯」

レギオン:「面白い。さあ、撃ってくるがいい!」

ギャオス:「い、いかん!女め、調子に乗って光線を連射してきおったぞ〜〜〜!」

バルゴン:「ああ!だがレギオンの奴、すべてバリアーで跳ね返しておるぞ〜〜〜!」

レギオンの反撃が開始された。光の触手が、ズボズボとウルトラの母を貫通していく。

ウルトラの母「フェ、フェアアアアア!!」

身動きが取れなくなったウルトラの母に、ソルジャーレギオンを取り付かせる。

ギャオス:「で、出たあ〜〜!レギオンの必殺、ソルジャーレギオン攻撃じゃあ〜〜〜〜〜!!」

ウルトラの母「フェアアア!フ、フゥゥ!ングフゥ、フゥアアアアアアア!!」

ウルトラの母にまとわりつくソルジャーレギオン。ソルジャーたちは、ウルトラの母の穴と言う穴に侵入し、中を食い散らす。

ウルトラの母の絶叫がこだまする。

バルゴン:「よっしゃあ!ええぞレギオン!とどめをさしたれ〜〜〜!」

レギオンはクシバシを展開させる。青白い光がそこへ集束されていく。みるみると充填されていくエネルギー。

危機を察知したウルトラの母だが、体外、そして体内にまとわりつくソルジャーレギオンのために身動きが取れない。

闘技場を包み込む一瞬の輝き。

ウルトラの母の無惨な姿が晒される間もなく、レギオンから放たれた光線が、彼女の身体をソルジャーレギオンごと蒸発させていた。

 

主催者:「ウルトラの母、死亡確認!」

ギャオス:「やったぞおおお!レギオンが勝ったぁ〜〜!」

バルゴン:「大映帝國の大勝利じゃあ〜〜〜〜!」

ギロン:「フッ喜ぶのはまだ早い。まだまだ東宝怪獣軍団や絵夢七十八星雲超人兄弟との闘いが残っているんだ・・・。

 行くぜ!次の闘技場へ!」

 

勝利の報は、大映帝國の本国にも届く。

射璃栖(イリス):「こ、こくおう〜〜〜〜!國王の予想通り、連中が女塾に快勝しましたぞ!

 助太刀に行く必要無しとの國王の言葉通りでした!」

餓痲羅(ガメラ):「フフフッ、わしが大英帝國國王ガメラである!」

 

                                ――― 終 ―――

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